・あらすじ:
ニューヨークのコロンビア大学に変な研究者がいた。
いずれも超心理学などの超常現象を研究するベンクマン、スタンツ、イゴンの3人は研究費を打ち切られたことから大学を去り、
幽霊退治を専門とする「ゴーストバスターズ」を開業する。
最初のうちはまともに仕事をすることもできなかったが、あるホテルでの幽霊退治に成功したことをきっかけとして仕事も増え始め、
新人のウィンストンも加えて4人で仕事をすることに。
そんなある日、ニューヨークに謎の霊的エネルギーが接近していた。
霊的エネルギーはヒッタイトに伝わる破壊の神・ゴーザ。
ニューヨークに迫る破壊を阻止するため、ベンクマンたちゴーストバスターズが立ち上がる。
・見どころ:
「エイリアン」で最後まで生き残るリプリーを演じたタフな女性・シガニー・ウィーバーがこの映画ではあっさりとゴーザ配下の神に取り憑かれてしまいます。
そんなギャップもさることながら、登場人物たちの軽妙洒脱なかけあいもこの映画の見どころでしょう。
目前に迫る恐怖と破壊を前にしながらも、大学の研究者らしい説得を神にしてみたりする場面はこの映画の屈指の名場面です。
また、この映画のもうひとつの主役といえば、終盤に登場するマシュマロマンでしょう。
ゴーストバスターズという映画を見たことがないという人であっても、このマシュマロマンの姿を見たことはある、という人は多いのではないでしょうか。
アメリカ映画らしいスケールの大きなシーンもあり、幅広い層で楽しめる映画となっています。
・感想:
「ブルースブラザーズ」のダン・エイクロイドをはじめリック・モラニスやビル・マーレーなど多くのコメディアンが出演していることでも有名な映画です。
華を添えるシガニー・ウィーバーが「エイリアン」シリーズとはまた違った魅力を見せてくれますので、
彼女のファンであればぜひおさえておきたい一本です。
コメディ映画の一本としてカテゴライズされることも多い「ゴーストバスターズ」ですが、
アクションやSF、ホラー的な要素もあり、様々な要素が詰め込まれた作品に仕上がっています。
ちなみに、この映画には続編「ゴーストバスターズ2」も制作されていますが「~3」は製作予定こそあるもののいまだ実現されていません。
登場人物のひとり、イゴンを演じたハロルド・ライミスが死去していることもあり難しいかもしれませんが、
他のメンバーが生きているうちになんとか続編の制作にこぎつけてほしいと思います。